スタッフ日記|九州八重洲のスタッフがお客様との思い出や、プライベートな出来事を綴っています。

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副社長のひとり言 創りたかったのは『南欧の街並み』と『年月を重ねるほど心地よい街』
2013.10.03
 
皆さま、こんにちは!
 
 
今回より、仕事のお話しをさせていただく場合には、「副社長のひとり言」としてブログを上げさせていただきます。
 
今後とも、よろしくお願い致します。
 
 
 
 
 
 
本日は、少しまじめに、街づくりを担う一担当者として仕事の話をさせていただきます。

 



仕事柄、国内や海外の街並みや建物を見て回ります。

もう少し早く今の趣味に目覚めていれば、ワイルドのクワガタや標本を持って帰れたのにと思っていますけど・・・



 

さて、本題です。

唐突ですが、日本の街並みや景観は、残念なくらい乱雑と思っています。

いくつか原因があると思うのですが、「個の権利」を優先するばかり、小さく言えば「向こう三軒両隣」、大きく言えば「街並み」がバラバラです。

建物の高さ、形、色など個人若しくは設計士や建築業者任せのため、街並みが無秩序みすぼらしいと思ってます。

屋外広告物、電柱、交通標識なども美観を阻害しています。



なぜ、きれいな街並み、ホッとする街並みにならないのか?
それは、規制がない、あっても緩いからです。


法的規則として、建築基準法(昭和25年)と都市計画法(昭和43年)がありますが、最低限のルールであり、見た目(景観)は建築側任せです。


日本でも、ようやく平成16年に「景観法」が制定され、関係法律及び市緑地保全法などの一部も改正され、景観緑三法と呼ばれています。

ただ、あくまでも景観地区に指定された場所に限り建築規制がなされます。
まだ全国でも30数ヶ所しかありません。


ヨーロッパの建築士から見れば、日本の街並みは「残念だ」との声や「建築自由国」と揶揄されます。

自由なことは、責任をもつという両輪の関係のはずなんですが...









sinnguu matinami 006.jpg

 

 

sinnguu matinami 004.jpgこの写真は、先週、私が撮影した現在携わっている建築の仕事です。

 

福岡県糟屋郡新宮町 『ジョイナス新宮 南欧の丘』

 

平成20年5月から構想を練り、5年の歳月を経て、街びらき致しました。

 

 

国や県などの行政側だけの規制ではなく、

1.心地よい街並み

2.景観・美観を意識した街並み

3.年月を重ねるほど風合いのでてくる街並み

を目指し、建物とお庭にも規制をいれた一戸建の分譲地です。


建築協定という手法で、建築基準法などで規制できない建物の高さや色・デザイン、敷地の広さなどを規制してます。


sinnguu matinami 001.jpg※それにしても電線が邪魔です。埋設する検討も行いましたが、4千万以上かかり一民間企業では無理でした・・・(T_T)





 

 

全ての敷地に建物が建つのに、あと2年近くかかると思いますが、建ったあとに喜びと達成感で涙する自分を想像してます。

 

因みに、この考えに共感してくれた社員の家が2軒建ちます

正直、嬉しいですね。


理想、空想と言われるかもしれませんが、

我々業界人がもっと高い志、

いえ、入社した頃に持っていた夢や理想を思いだし、

日本の街並みを変えていきたいですね。


 

 

7年後にいろいろな国の方々が日本に来られます。

是非、景観の『おもてなし』をしたいものです。

もう「建築自由国」と言われないためにも!

 

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