早朝ウォーキングで出会った光景です。

最初は、海の向こうから小波が押し寄せてくるように見えて「何やろう？？」と思っていました。
大きくなったり小さくなったり、海面すれすれになったり上にあがったり、あっちに行ったりこっちに来たり。

実は鳥の群れでした。全身が白いサギのようです。

朝日に照らされて、真っ白な鳥たちの「演舞ショー」です。
近くで見られたのは、ほんの２～３分でした。

彼らの根城は、波止場近くの海沿いのＪＲ筑肥線と二丈浜玉道路に間にある大きな木です。サギ類は他の種類のサギ達と同じ所に集まって営巣し、繁殖するそうです。
これをサギ山というそうです。

サギ山で集団営巣することから、糞や鳴き声により、人にとっては公害になることがあるそうです。

たしかに、空を群れて飛んでいるときには美しいのですが、サギ山の近くに行けば、「ギャーギャー」と鳴き声がうるさく、あんまり「よか」感じはしません。

世の中、「美しいものにはトゲがある」と言いますが、こんなところで実感しました。