社長ブログ
浜崎祇園祭『本番』
2011.07.26
7月23日、24日わが故郷浜崎で「祇園さん」が行われました。
先日のブログで山笠の「山つくり」をご紹介させていただきましたが、当日の午前中に最終の飾り付けの作業をしていました。午後3時の曳き出しに向けてもうすぐ完成です。
両日とも夜になって「締込姿」で「山曳き」に出かけましたが、実はそのほとんどが「孫守り」で終わりました。
最大のハイライトは諏訪神社前での「おおまぎり」です。太鼓、鐘、笛、三味線の祭囃子に男たちの「ヨイサー」の掛け声で山笠を何回も旋回させます。この時の山笠の木製の車輪が「ギィー、ギィー」「ギューギュー」ときしむ音がなんとも言えません。<鳥肌ものです>今年の祇園祭は、ちょっと涼しい好条件でしたが、体を動かすとやはり汗だらけになります。
「おおまぎり」が終わって3台の山笠が勢ぞろいです。<やっぱり浜崎ン山がよかばい>闇夜に浮かぶ山笠は幻想的な雰囲気です。
この祭が2日間しかないのが残念ですが、また来年も元気で参加できるようにと「楽しみ」になります。
約3週間かけて自分たちの手で「山つくり」をした山笠ですが、祭が終わるとすぐに青年たちの手で「山解き」(解体)にかかります。夜が終わるころには全て片付けられていました。アスファルト舗装にあの「おおまぎり」の車輪の跡が「祭のあとのさみしさ」を残していました。