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社長ブログ お盆そして精霊流し
2011.08.18

酷暑の毎日が続きますが、お元気ですか?
皆さん、お盆は墓参りや仏さん参りをされたことと思います。

我が家でも。13人の仏さんを迎えました。
今年は、仏壇で済まそうかと当初思っていましたが、結局は「我が家の伝統を崩してはいかん」と決心し、これまで通り床の間に祭壇を作って仏さんを祭りました。

浄土真宗の我が家ですが、祭り方はどうやら禅宗のようです。その理由は、おふくろの実家が禅宗で、その禅宗の昔からの風習を我が家に持ち込んだようです。
我が家のお寺さんは、「仏の祭り方は、気持ちの問題だから、好きにしていいです」と言ってくれます。

そして、8月15日の夜は、仏さんを送ります。仏さんのお供え物などを「精霊こも」に包んで、持って帰ってもらいます。
送る場所は海岸です。線香を焚き砂浜に挿して「また来年も帰ってきてください」と手を合わせ拝みます。
ところが、8時過ぎから激しい夕立が来て、線香の火は消えるし、ずぶ濡れになるなど、大変なお盆の結末になりました。

一旦家に帰り、10時すぎから昨年の8月に亡くなった友人の精霊流しに出かけました。今年初盆を迎えられた家の合同の「もやい精霊船」で大勢の人たちの曳かれた精霊船は、数人の男衆に担がれて、海の中へ。写真を何枚も撮ったのですが、暗いのと遠いのでうまくとれませんが、灯籠に囲まれた精霊船の雰囲気が、かすかに見えますか?

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浜辺では、「花火」で精霊船を見送りです。<お盆の花火は「線香花火」がお似合いですね>

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さだまさしさんの「精霊流し」で歌われている長崎のように有名ではありませんが、地味で心のこもった精霊流しです。

私も友人のことを思い出しながら、手を合わせて、精霊船を見送りました。
(灯籠と精霊船は漁船で回収されました。)

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