社長ブログ
松の花
2012.05.02
春先には松の木に花が咲きます。
ネットで調べると、これは「雄花」らしいです。
なんとなく花粉が今にも飛び出しそうな感じがしますが、松花粉症とは聞いたことがありません。でも実際にはすごい花粉が飛びます。
そしてこちらが雌花です。
新しい枝の先っちょに小さな松ぼっくりの赤ちゃんが付いています。
松の木はこの新しい枝が大きくなり、茂っていきます。
これが松の花全体です。
下の方についている小さな松ぼっくりは去年の雌花だと思います。
その根本にあるのが雄花です。そしてまっすぐ伸びている枝の上に雌花が付いています。
新しい枝のことを「松のみどり」というそうです。そう言えば昔「松のみどり」という薄緑の固いお菓子がありました。今もあるのかな?
実は、私の家では母ちゃんが唐津名産?「松原おこし」というお菓子を作っていました。
米を蒸して天日で乾燥させた干し飯と水飴と黒砂糖が原料で、全てが手づくりで素朴なお菓子で、私はこの「松原おこし」で育ったようなものです。
干し飯を炒ると膨らんだ様が、まさに松の雄花のようでした。
もう20数年前に廃業しましたが、ガキの頃から良く手伝わされましたので、今でも道具と材料がそろえば作れるような気がしています。