我が家の裏の海水浴場が、「すこーし」だけ賑わっています。
昔は、大勢の人で賑わって、凄かったんです。
大勢の大人や子供たちが何台もの貸切バスで、海水浴に来ていたんです。
海の波に「キャー」とか「ワー」の声をあげて、夏の海を楽しむ子供たちで大賑わいでした。
松原では、木陰にゴザを敷き、大人達が弁当を食べたり、酒を飲んだり、昼寝をしたり・・・・・、
スイカ割りをみんなで「こっちこっち!」や「もう少し前」「もう少し右、左」など声をかけて楽しんでいました。グジャグジャに割れたスイカを、かぶりついていましたね。
まだマイカーやいろんなテーマパーク、ショッピングセンターがない時代の昔は、地区の子供クラブなどで揃って海水浴に行くことが一大イベントだったんです。
私も、1日に3回は海水浴を楽しんでいました。
海水パンツが乾かないうちに、濡れたパンツをまた履いて、海に出かけたものでした。
熱い砂の上を裸足で歩き、海に走り飛び込んでいました。
真っ黒に日焼けし、腕や背中の皮膚が剥けていました。
そんな夏の海水浴場でしたが、今は砂浜も狭くなり、人も少なくなり寂しい限りです。
夏を前に、砂浜の改修工事がされました。
もともと海岸浸食で、崖状態の海岸となっていました。
河口に溜まった砂をダンプで海岸に運びます。
ビフォー
アフター
運びいれた砂をこれからブルで整地するところです。
ようやく改修工事は終わりましたが、急斜面になっています。
そんな海水浴場でも来てくれる人がいらっしゃいます。
日曜日には、県警のヘリが巡回しています。
が、しかし、海水浴は昔からお盆の前までしかダメと言われてきました。
それは、お盆を過ぎると「クラゲ(私の田舎では「イラ」と言っています)」が発生し、刺されると皮膚がみみず腫れになり、折角の海水浴が苦痛に変わるからです。
最近の暑さは尋常でありませんが、海水浴を楽しむ夏は短いんです。