お久しぶりです、簑田です。

今日は、春日市のT様ご家族の新築建て替えに伴う古家の解体の御払いに参加させて頂きました。

今までご先祖から、家族みんなを見守ってくれた家に感謝をこめて、また今から取り壊させて頂きますという気持ちを込めて神様にお祈りをする儀式です。

 

片付けも終わってガラーンとなった居間に祭壇をつくり式が始まりました。

 

家の外回りも、お酒と塩で清めていきます。

 

はるくん、もう少ししたら新しいお家ができるので、そしたら思う存分走り回ってくれ！

あ、そうそう、御父さんお母さん歩行器の縁が新築の壁に激突したらキズが入るかもしれないので、何かクッションみたいなものを巻いた方がいいかもしれませんね・・・でも子供は元気が一番なので、それはそれで味があっていいですよね。うちの子供たちもすごかったです。

 

家の中で発見したのが、柱のキズです（子供の成長の傷あと）

昔、どこの家でもあったので、とても懐かしいです。

ところで、かなり柱の上の方まで日付と名前が刻まれていましたが、結構大きくなるまで刻んでいたんですね。アットホームさが感じられました。

 

わたくし事ですが、そういえば、実はうちも１５年ほど前に、生まれてから育った古い家を解体してもらったことがあるのですが、解体業者が工事に入る前日夜に一人で真っ暗な中、家の中に侵入し、思い出に浸っていると、何かごそごそっと音がしたので、びっくりして見てみると、弟がやはり一人でやってきたのです。同じ思いだったんでしょうね。懐かしい思い出です。

 

T様、これから工事に入っていきますが、今までのお家よりもっと快適で、ご家族皆様が喜んで頂けるよう社員、職人一同がんばりますので、よろしくお願いします。