こんにちは。家守り課の山田です。
ご自宅の簡単にできるメンテナンスをご紹介しておりますこのコーナー。
今回は玄関ドアのラッチ受けの調整についてです。
点検に伺っている中で、この「玄関ドアラッチ受けの調整」をさせて頂くことがあります。
ラッチって何?と思われる方もいらっしゃると思いますので、画像をどうぞ。
これです。
玄関ドアを閉めると「カチャッ」と音がしますが、このラッチがラッチ受けに入った時の音なんですよ。
お引渡しの時にはきちんと調整をしてお渡ししているのですが、玄関ドアもお住まいになられている環境(日当たり)などの影響で、微妙に反ったりすることがあります。
(この現象は不具合ではありません。メーカーのQ&Aページにも記載されています。ご参考にLIXILのページをあげておきます。 http://faq.lixil.co.jp/consumer/faq_detail.html?id=1076&category=&page=1 )
その影響で、まれにドアラッチがきちんとかかっていない現象が起きることがあります。確認する方法としては、玄関の取っ手に触れずにドアを押してみて下さい。簡単に開いてしまうようでしたらラッチがきちんと受けに入っていない場合があります。
その場合、簡単に調整することが出来ます。
図のように、ラッチ受け(この図では「ストライク」と表記されています)の位置を少し調整するだけでOKなんです。
注意点としては、取付ネジをゆるめるときは、ほんの少し(ドライバーで1/4回転~半回転ほど)で十分なので、ゆるめすぎないで下さい。ゆるめ過ぎるとラッチ受けが外れてしまったり、落ちてしまうことがあります。ご注意ください。
きちんとラッチがかかる事が確認できたら、取付ネジを本締めして完了です。
このメンテナンス方法は、玄関ドアの取扱い説明書にも記載されていますので、ご確認ください。
ただし、調整範囲には限界がありますので、うまくいかない場合には、無理せずに
「家守り課」へご相談下さい。
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