こんにちは、家創り課の谷川です！

先日、雁の巣きらなみ(福岡市東区雁の巣)・Y様邸の棟上げが完了致しました！

前回ご紹介した基礎工事も完了し、十分養生期間を置いた後、棟上げへ向けた準備を行っていきます。

まずは、完成した基礎の上部に「基礎パッキン」と言われる部材を敷き込んでいきます。



基礎と土台を絶縁することで、腐朽菌やシロアリからの被害を未然に防ぎ、自然の気流を利用した全周換気で床下全域を乾燥させ、(カビの室内流入や結露防止のために､玄関・ユニットバスまわりは気密タイプのものを使用しています)建物の耐久性を高めます。

その上に、防蟻処理を施した「土台」と呼ばれる、柱からの荷重を基礎に伝える横架材を据え、アンカーボルトで基礎に緊結していきます。



そして、床用の構造用合板を受ける「大引き」と呼ばれる材料を、「鋼製束」というもので支えながら据えていきます。鋼製束は木製束よりも耐腐食・防蟻性に優れています。

土台や大引きの間に床用の断熱材を充填し、床用の構造用合板を張っていきます。



仕上げに、防汚・防水のための専用の撥水剤を塗布し、1階に使用する柱等の構造材を並べれば、棟上げの準備は完了です！



後篇へつづきます！

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