久しぶりに早く家に帰り着き、海岸に出てみました。
数組の若いカップルと散歩している初老の人たち数人がいました。
みんな夕日が暮れるのを眺めていました。
曇りで霞みかかった状態で太陽を直接見てもまぶしくなく、写真に収めることが出来ました。
この夕日の方向17~18kmのところに玄海原子力発電所があります・
今、原発再開で議論されています。経済停滞も理解できますが、安全第一でお願いしたいですね。そして、これまでの電気に頼りすぎた生活や社会を見直す時期だと思います。
我が家でも節電を心掛けるようになりました。
<冷蔵庫の買い替え、照明をこまめに消す、エアコンはできるだけ使わない、電気ポットを使わない、炊飯器の保温を使わない、テレビをつけっぱなしにしない などなど>
そして、何といっても1年半前にリフォームでエネゴリ・エネファームを導入したことで電気代が40%強の削減になりました。
そんなこんなで想いにふけりながら、波打ち際まで行くと満ちかけの海の中で赤貝を見つけました。(波の影響で、写真に撮るタイミングが大変でした)
昔はこの海岸で赤貝がたくさん取れていました。
じいちゃんが真冬の荒れた海にふんどし姿で大型のたも網をもち、海に入ってすくってきたものを、私と姉ちゃんが貝殻と身の入った赤貝を選り分けて、家に持ち帰ると、ばあちゃんとかあちゃんがかまどで湯がいて身を取り、そのまま酢醤油をかけて食べたり、佃煮にして食べていたことを思い出していました。もう50年前の話です。
その頃の生活には戻れないと思いますが、もう少し不便なことやスローな生活を自然とともに楽しめたらと思っています。