5月7日にブログアップした「やどかりイカ?」は、正解は「カイダコ(貝蛸)」正式名称はアオイガイというタコでした。
知ったきっかけは、先日の早朝ウォーキング仲間のオバちゃんやオジちゃんとの海岸での会話からでした。
オバちゃん1「今年は、カイダコばいっぱい拾ーたよぉ!」
オバちゃん2「今年は、身の入っとったとも拾ーたよぉ!」
オジちゃん1「ありゃキレイかもんね。フィリピンじゃお土産屋で日本人が買いよらすげなばい!海岸に来て散歩すりゃ拾わるるとにねぇ!」
オジちゃん2「カイダコちゃなんね?」
オバちゃん2「ほら、アンモナイトのごたる白か巻貝たい!」
オジちゃん2「あーあれや、昔俺も拾ーたことんあったばい!ありゃキレイかもんね!」
オバちゃん1「貝殻ん薄かけんすぐ壊れるとよ!風ん強か時は砂浜ん上ん方で見つけるばってん、大概壊れるとよ!」
オジちゃん1「壊れとらんとは、キレイかけん部屋の飾りにみんな使いよらすばい!」
オジちゃん2「いっとき家で飾とったばってん、何処に行ったか分からんごとなった。」
オバちゃん2「身の入っとるとは珍しかばってん、身は美味しゅーなかった!」
こんな会話に「オジちゃん2」として参加した私でしたが、この会話から、あの時の貝はカイダコという「タコ」と判明しました。
もう20年以上も前に20㎝級とちょっと小さめのカイダコを2個拾って、家に飾っていましたが、何処に行ったことやら?
ネットで調べると、巻貝状の貝殻をもつのは雌で、薄い殻の中で子を育てるから「子安貝」とも言われるそうです。フィリピン沖で生まれ、対馬海流に乗って九州から北海道の日本海側の海岸に冬から春にかけて上がるそうですが、やはり身の入ったものは、珍しいらしいですね。
ちなみに、今回は拾った日時は、満月の月が西の方に沈む夜明け前の薄暗い時で4月27日朝5時25分頃の引き潮の海岸でした。
満月と引き潮が何か関係しているかも?
今度拾ったら、家に持って帰り大切にしたいと思います。