社長ブログ
東経130度子午線
2013.06.28
我が母校の唐津東中学校・高校の敷地内に「東経130度子午線碑」のモニュメントができていました。
私が通っていた頃は唐津城の真下にありましたが、今から6年前に、JR筑肥線の東唐津駅付近の現在地に移転しています。
この敷地の東側の駐車場からグランドへ東経130度子午線が通っているそうです。
昨年11月に高校の還暦同窓会をした時に、モニュメント建設の話があり、酔った勢いで寄付金集めが始まったことから、一気に盛り上がって今年3月に完成したようです。
モニュメントの石碑には「東経130度00分00.000秒、北33度26分09.424秒」と刻まれており、その上にはその地点を示す鋲が打ってあります。
そして、そこから南側の駐車場に青い線と130°と書かれたサインがあり、130°の子午線を実感しながら、歩くことができます。
説明の看板には、「ユーラシアプレートに乗っている唐津市は、東南東へ年間3㎝ほど移動し、130度子午線は西の方へ動いているため、将来はこのモニュメントも西北西へ移動することが望ましい」と書かれています。
ちなみに、子午線とは「子」の方角の北極点と、「午」の方角の南極点を結ぶ線を意味するそうです。
日本で有名なのは、東経135度日本標準時子午線の真上に建つ、兵庫県明石市の天文科学館ですね。