社長ブログ
山鹿市へその3 八千代座
2013.07.19
カーナビに「八千代座」を登録して、平山温泉を出発、約20分で到着。
八千代座は、明治44年のこけら落とし以降100年以上の歴史を持つ芝居小屋です。
飯塚の嘉穂劇場よりもちょっと歴史が永いようです。
山鹿市は温泉と交通要所の物流拠点の街として栄えてきた所で、当時の旦那衆がお金を出し合い開業にこぎつけたそうです。
ガイドさんが、お話がうまくて分かりやすい説明をしてくれました。
昭和40年代にはテレビなどの発達で、廃墟同然の八千代座を昔の良き時代を知る老人の方々が立ち上がり、「瓦一枚運動」から現在の復興ができたそうです。
舞台や桟敷席の上や天井には昔ながらの広告板がびっしりと張られています。そして大きなシャンデリアが。開業当初は電気がなかったのでカーバイトランプだったそうです。昔夜釣りする時に使って灯りを発している時は、変な匂いがしていたような気がします。
八千代座のロゴマークの暖簾。真ん中にカタカナの「ヨ」と周りに「千」が8つ。
ガイドさんと舞台、真ん中に廻り舞台、その奥にセリがあります。
舞台裏には楽屋が。むき出しの配線と傘が付いた裸電球が懐かしいです。
舞台下の奈落には、セリの台と廻り舞台の軸の部分、奈落の通路の両サイドには4段の石積みがこの狭いところを役者さんは走って行くそうです。
2階の桟敷席から舞台に向かって記念撮影。
たっぷりと「八千代座」見学をしました。
その4へつづく。