こんにちは。家守り課の山田です。
お家のセルフメンテナンスについてご紹介しているこのコーナー。
第4回目は外壁サイディングのチェックについてです。
お家が建ってから築10年前後のお家にお住まいの方は、軽く外壁のほこりなどを落としてから、その部分を手のひらでなぞってみて下さい。
こんな感じに白い粉のようなものが付くようでしたら、外壁の塗り替えを検討するサインです。
最近の戸建住宅では外壁材として窯業系サイディング材が多く使われています。
窯業系(ようぎょうけい)サイディングとは、セメント質原料および繊維質原料を板状に成型し、養生・硬化させたものです。現在では、新築戸建住宅の7割ほどに使われています。
外壁は、太陽光(紫外線)、風雨、雪、気温の変化など、過酷な条件下にさらされています。もちろん、表面には耐候性の高い塗装を施してありますし、継ぎ手部分には防水シーリングを施工してあるのですが、それらも永久的な物ではありませんので、お家を長持ちさせていくために、サイディングも適切なメンテナンスをしていく必要があります。
上の写真は、サイディングの塗膜が劣化してしまい、基材のセメント質が風化してきている状態を表しています。外壁は、建物の美観を保つだけではなく、建物を守る鎧みたいなものですから、再塗装をして保護していくことで長持ちさせる事が出来ます。
もうひとつのチェックするところはシーリングの部分です。
サイディングの継ぎ目に施工されているアレです。
シーリング材も、年数と共に劣化していきます。目視して上の写真のようにしわが寄ったようになっていたり、亀裂が入っていると、シーリング材の打ち替えを検討するサインです。
通常は、外壁の塗り替え、シーリング材の打ち替えを同時に行います。こればかりは専門の業者に依頼するしかありません。(もちろん当社「家守り課」でも承っております!お気軽にお問い合わせください!!)
家守り課では、家守りの一環として10年点検の時期に外壁や屋根の塗り替えをご提案しております。
大切なお家を永く維持していくために、年に1度くらいは外壁のチェックをしましょう!
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