社長ブログ
鷹島から玄海町へ
2012.05.08
5月5日の前回の続きですが、鷹島からの帰り道は玄海町の棚田見学に行きました。
ちょうど夕日が沈む頃と見計らって行きましたが、そこには大勢の人がカメラを三脚に備えてシャッターチャンスを待っていました。みなさん一眼レフのカメラでプロ並みの方ばっかりでしたが、私は普通のデジカメでみなさんに気後れもせずにシャッターを押し続けました。
場所は原発のある玄海町の国道204号沿いの浜野浦棚田です。「日本棚田百選」に選ばれた所です。
ここの棚田は、大小283枚の田んぼがあり、戦国時代から江戸時代にかけて作られたようです。畦道の下は全て石積みで、その幾何学的な模様が素晴らしいし、先人たちの地道な田んぼ作りを思うとすごいパワーをもらいます。
機械化が進む農業の中で、ここはすべてが手づくりの作業しかできないのに、今も継承して米作りをしている農家の人たちの苦労も大変だろうと思うと同時にこの景観を守って行こうとする農家の方たちに感謝感激です。
棚田を見学する展望台は「恋人の聖地」とされています。
田植えが終わって、田んぼの水面と海面に夕日が当たって素晴らしい光景ですが、霞んでいたため日の入りの時刻には太陽が隠れてしまい「ちょっと残念!」でした。